なかなかメンテナンスの出来ない舞台幕。
その中でも、一文字幕は取付けっぱなしで、何か問題が起こらないと補修や交換はしない施設が多いと思います。
さて、交換する時に真ん中にある校章はどうしていると思いますか?
予算が有り余る施設様でしたら、本刺繍でゴージャスに新調されてもよろしいかと思いますが、あまり予算を掛けないようでしたら、再利用を推奨しております。
生地に直接刺繍する本刺繍とは違い、アップリケ刺繍でしたら再利用可能です。
前回、補修させて頂いた学校様の校章のアップ写真ですが、アップリケ刺繍の周りに、旧一文字幕生地が2枚も付いているのがわかります。
こちらの一文字幕のアップリケ刺繍が、2回再利用しているのがわかります。
3代目の一文字幕なんですね。
歴史あるアップリケ刺繍ですから、後世まで伝えたいものです。