先日から出張しておりました、箱根の現場が特殊工法でしたので、
ご紹介したいと思います。
社員寮の居室ですが、床材はフローリング調の長尺シートを施工ですが、その下にアンダーレイ3mm厚を施工する内容でした。
アンダーレイを敷くと、断熱対策・防音対策・クッション対策・レベリング対策等が考えられ、
極寒の箱根には、願ったり叶ったりの商品です。
以前は、老人施設の床にも多く施工されてきました。
デメリットは、金額が高い・下地処理の徹底強化・床職人さんの技量が高くないと施工困難・重い什器の踏み跡が付きやすい。
などなど、いろいろと問題もあります。
下地を補修し、電動サンダーで平滑になるように磨いていきます。
アンダーレイを仮置きし、位置を確認したら半分めくって糊を塗ります。
糊を塗ってすぐには貼れません。オープンタイムと言って、糊が半渇きになってから圧着することで、適切な接着力が出る糊を使っております。(職人さんはこの間、横の部屋の仕事をされています。)
圧着し、余分な部分もカッターや専用工具で取り除き、白いシートを張った状態に仕上がりました。
糊が完全に固まるよう24時間放置しなければなりません。
床材を仮置きします。
アンダーレイの時と同じように貼付・圧着・空気抜きをしてから、余分な部分をカットしていきます。
最後に床材の継ぎ目を溶接して出来上がりです。
今回の床材は、ノンワックスタイプですので窓から入る光も反射して綺麗でした。
一般家庭から各種施設まで、さまざまな工法でその場に適した工法をご提案させて頂きます。
介護の為のリフォームで、転倒した時の怪我予防にいかがでしょうか?RC造でしたら絨毯敷きのような断熱効果も期待できます。
詳しくは、弊社までお問い合わせください。
以上、小林 将人でした。