電動レールの手動化修理

 

地元八王子市にある病院様より電動レールの修理を承りました。

食堂兼ホールにちょっとした舞台があり、その舞台幕の開閉に使われて

いる電動レールが故障しているとの事でした。

駆動ワイヤーが劣化している為にご作動を起こしてました。

お客様と相談した結果、電動装置を取外し手動で開閉できるように

修理する事になりました。

工事作業としては至ってシンプルで、駆動用のワイヤーとモーターの

撤去です。

ですが、電動(もしくは手動紐引き)の先頭ランナーというのは、

ソレ専用に出来ているため手で開閉しようとすると、うまく滑りません。

先頭ランナーの交叉用に伸びた先端にカーテンをかけて開閉させよう

とするとバランスがとれずひっかかってしまいます。

ですが、今回先頭ランナーは既存の物を流用する事にしてありました

ので、交叉ランナーの先端の穴は使用せず、2番目の穴からカーテン

をかけました。

これでスムーズに開閉できます。先端のランナーを使用しなくても

ここまでピタリと閉まりました。

 

ご依頼を頂いていた仕事はここまででしたが、

職業病というのでしょうか

テレビを観ている時も、ロケ地のカーテンのフックが外れていたりすると

そこばっかり気になったりしてしますんです。

・・・最初の写真をご覧ください。

アジャスターフックが壊れ抜け落ちているところが数か所あります。

ほかにも全体で何ヶ所か抜けておりましたので元通りに補充して

おきました。

カーテンやレールの事などお困りのことがあれば

和光インテリアまでご相談ください☆

本日担当は田中でした。